災害に強い太陽光発電のメリット

災害時に太陽光発電を利用するには

太陽光発電のメリット

光熱費の削減や、売電による収入は太陽光発電のメリットのひとつですが、そのほかにも、電力会社以外からの電力の供給ということで、災害で停電した場合でも、太陽光発電ならば使用できる可能性が高い、という点も大きなメリットのひとつといえるでしょう。

災害時に太陽光発電を使う

しかし、太陽光発電=災害時でもすぐに使える、と考えるのは早計です。なぜならば、太陽光発電は、売電をするために電力会社と系統連係された形で運転されているため、災害などで停電が発生してしまうと、運転停止となってしまうからです。この状態から、太陽光発電だけを利用できるようにするためには、太陽光発電のパワーコンディショナーのモードをそれまでの系統連係モードから自立運転モードに切り替える必要があります。

切り替えるための操作方法は、太陽光発電のメーカーによってさまざまで、パワーコンディショナー上のスイッチで操作できるものもれば、モニターを利用して行なうものなどがあります。実際に災害で長時間の停電となった場合に困らないよう、一度予行練習をしておくのが良いでしょう。また、自立運転モードで太陽光発電の電力が使用可能になった場、電気が供給されるのは非常用コンセントのみ、という点にも注意が必要です。

非常用コンセントを使って、いくつかの家電をつなげたりできるよう、ドラムリールなどと呼ばれる特に長い延長コードなどを用意しておくと良いでしょう。

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